マー君のヤンキース移籍は別次元か?

田中将大投手のヤンキース移籍で世間は大いに盛り上がっています。
先日の本田圭佑選手のミラン移籍(背番号10)でもかなり盛り上がりました。
メディアの取り上げ方や熱の入り様に対する違和感はさておき、、、

同じフィールドの選手はどう捉えているのでしょうか。

残念ながら別世界のように捉えているのが事実です。

ダルがうちにいたときや移籍したときもそうでしたが、天才だからだとか遺伝子だとか生まれ持った才能が違うだとか、そういうのを聞くたびに私はがっかりします。

もちろんそういった生まれながらにして持っていたであろう能力は否定はしません。ただ、彼らは彼らなりに成功するための要素を積み上げていったことは事実です。

マー君は一緒にはやっていませんが、ダルは一番になるための努力はしていました。トレーニングに関してはメディアも取り上げていたのでご存知の人も多いかもしれませんね。それを周りの選手は「ダルだから」の一言で片付けるわけです。これは残念です。

ダルだから圧倒的に相手を抑えられるのではなく、そういう努力をしているから抑えられるのです。平たく言えばアスリートとしてやるべきことをやってるわけです。

アメリカでも日本でもプロの選手をそれなりの数見てきましたが、本当の意味でのアスリートというのはかなり稀です。今回のマー君とヤンキースの大型契約を指をくわえて見てる選手は、、、

一流になるために
トレーニングをしているか
トレーニングの勉強をしているか
栄養の勉強をしてるでしょうか
サプリメントや睡眠の意味を理解しているか
対戦相手の研究をしているか
怪我なく戦えるコンディション作りをしているか
まとめると、野球選手として実力を伸ばす努力をどこまでしているのか

ダルはメジャーに移籍する時のインタビューでメジャーへの憧れではなく、日本での対戦相手がそういう観点で別次元に感じたという意味のことを言っていました。彼の言いたいことはものすごくよく分かります。

うまくまとまりませんが、同じプロとしてやっている以上、そういう突き詰め方をして、成功した一流選手をを崇めるのではなく、「負けるものか」という気持ちで取り組んでほしいものです。

きっと、武井壮さんもそういうことを声を大にして言いたいんだと思います。

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